先日、私の活動の一つの顔である「フラワーライフマイスター」として

協会員の方、一般の方、総勢20名超で神代植物公園に行ってきました。

“フラワーライフマイスターと行く♪春のバラ園遠足”というイベントで

たくさんのバラやシャクヤク、ベゴニアなどを見てきました♪

 

その中では、あまり目立たないかもしれないけど

気になったかわいいお花を見つけました。

 

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コンフリーというハーブの一種です。

 

 

少し肉厚の葉をもち、ベルのような形をした薄紫の花を咲かせます。

 

コンフリーの葉は、ヨーロッパでは昔から民間医療の湿布薬剤として使われてきたのです!

水分をたっぷり含んだ葉をすり潰し、裏ごしして、粘り気のあるペースト状になったものを

捻挫や打ち身、骨折などの箇所に湿布として張っていたそうです。

“骨接ぎ”を意味する「ニットボーン(knitbone)」の別名がついているのですから

その効果はよほど高いものなのでしょうね。

 

私がフラワーセラピーの際に用いるフラワーエッセンスにも

このコンフリーを扱っているブランドが数多くあります。

心身のケアに役立つ植物なのですね。

 

ちなみに1970年代ころには食用としてもかなり有名でしたが

その後、肝機能障害を引き起こした例が多数報告され

2004年に厚生労働省がコンフリーの摂取を控えるよう通達を出しています。

 

花などを観賞するだけでなく、いろいろな面から植物を知ると楽しいですよ。

 

 

スタッフ やえがし