腰や関節に痛みをお持ちの方の中には
「雨の日は、いつもより痛みを強く感じる」ということや
「痛みが出てきたから、もうすぐ雨が降る」なんて思うことありませんか?
最近のけがではなく、古傷が痛むということもあると思います。
こういった天候の変化によって出る「天気痛」は存在し、
医学界でも研究が進められています。
痛みを感じやすくなるのは、低気圧が近づく際に、
体を緊張させる働きのある交感神経が興奮することが関与しているそうです。
その作用で血管が収縮し酸欠状態になり、痛みを感じる神経を刺激する物質が生まれ、
痛みなどの不快な症状を感じる状態になるという風に考えられています。
でも、これは筋肉や関節など体の組織が正常であれば感じません。
「古傷だから・・・」「雨の日だから仕方ない」
そういって、その痛みを放っておいてはいけません。
過去の怪我でも、専門医に診てもらい適切な治療を受けると痛みが軽減します。
ずっと痛みを抱えていると、体がつらいだけではなく
気持ち的にも憂うつになってしまいます。
しかも、それが長く続くと、天気予報で雨が降ることを知るだけで
「またあの痛みが出るのか・・・」と気分が落ち込んでしまうこともあり得ます。
ただでさえ雨天や曇天が続くと気持ちが沈みがちなので
そういう不安要素はできるだけ取り除いてしまい、
雨の日でも明るく楽しく過ごしましょう!