熱中症対策として、水分を摂るということはみなさんご存知でしょう。
今はペットボトルの飲料がどこでも売られているうえに、
「マイボトル」と呼ばれる水筒を持つ習慣が広がったこともあり、
こまめな水分補給を心がけている人は多くいらっしゃるようです。
ところで、その際、何を飲んでいらっしゃいますか?
水、お茶、スポーツドリンク、炭酸飲料・・・
もちろん、そのときの気分で飲みたいものを飲むのがいいのですが、
あくまで「汗で出た水分を補うため!」という目的なら常温の水がベストです。
かと言って、水ばかりを飲むのは味気ないというのが本音です。
以下に、できるだけ控える方がいいものをピックアップします。
◇カフェインを含むもの
カフェインは血管を縮め、血流を悪くします。
また利尿作用もあり、せっかく摂った水分をすぐに排出してしまいます。
少量ならいいですが、のどが渇くたびに飲むようだとカフェインの摂りすぎになってしまいます。
また、カフェインはコーヒーだけではなく、お茶類にも含まれます。
◇砂糖を含むもの
砂糖は血糖値を急上昇させた後、急降下させ、同時に体温も下げてしまいます。
そして、血流も悪くしてしまうので摂りすぎには気を付けましょう。
◇スポーツドリンク
糖分、塩分ともに含み、カロリーも高いので、スポーツをするときには最適ですが
あまり動かないようなときに常にスポーツドリンクで水分を補給するのは
継続するとカロリーの過剰摂取にもつながってしまうので注意しましょう。
上記に挙げたものは「絶対ダメ」というわけではありません。
過剰に摂りすぎないよう、少しだけ気をつけて、適切な水分補給をし、
熱中症にならないようにして、暑い夏を乗り切りましょう。